サウロンによる永き支配の終わりが告げられてから、もうすぐ1年が経とうとしていた。



ボロミアは公務の手を休め、爽やかに開け放たれている窓の外へと視線を運んだ。

一陣の風が吹き抜け、柔らかな髪を撫ぜる。

一度は失われかけたこの命。

幸か不幸か――取り留めた生は、以前の様に我武者羅に荒ぶることを頑なに拒んでいた。

角が取れたとでも言うのか、否、ただ単に心を乱す事物が破滅したからかもしれない。

今この心中は不思議なほど穏やかで、またどこか丸みを帯びた気がする。

あの頃――小さな物を一様に嘲ってきた自分を思う。

指輪に、ホビットに―…小さき物ほど強靭な力を秘めているのだと、

ボロミアは身を持って知ったのだった。

――古い傷が少し、痛んだ。

(…一雨くるかもしれないな)

疼く箇所にそっと手を添えた時、執務室の扉が開かれ、ファラミアが戻ってきた。


「ああ兄上、今し方王が兄上をお呼びでしたよ」

「………もしかしてあの橋の建設の無理な見積もりについてか?」


ふざけ半分に思わず目を泳がせると、ファラミアも「あれは酷かった」と笑った。

執務室に勤める他の者たちも一緒にくすくすと声を漏らした。


「まあもちろん橋の事で無い事は確かですよ。

 私も詳しくは存じ上げませんが…もしかすると―…」

「心当たりがあるのか?」

「…あ、いえ、私にも解りません。もし宜しければ今から行かれてはどうですか」


ボロミアの止まっている手を見て、丁度仕事がひと段落したのだろうと察して告げた。


「そう…だな。よし…では少し席を空けるが、後は頼む」

「ええもちろん」








ファラミアの笑顔に見送られ、だだっ広いくせに妙に落ち着く廊下を、

焦る理由もないのでゆっくりと歩いた。

所々にある窓からは城下が臨む事が出来る。

(…―我が都は本当に、美しい)

忙殺されんばかりの公務も、この町の景色を目にすれば苦にならない。

自分の育った都は、新たな王の下で今再び潤い、活気に満ち溢れ出したのだ。

ボロミアはふっと目を細めると、その王の待つ広間へと再び足を動かした。








「おお来たな、ボロミア」

「お呼びでしょうかアラゴル―…失礼いたしました。エレスサール王」


純粋に間違えて非礼を詫びたはずが、思いの他自分でもわざとらしく聞こえて

ボロミアは困ったように小さく笑った。

それを察したエレスサール―ことアラゴルン―は同じ様に笑った。


「いや、構わないといつも言っているだろう?そう気に揉むな」

「はい。ところで…」


言いかけたボロミアを遮るように、エレスサールは嬉々として話し始めた。


「そなた等兄弟の尽力のお陰で、この都も多くの幸せを取り戻しつつある」

「王よ、そのようなお言葉、」

「まあ聞いてくれ――ファラミアは才気あるあのエオウィン姫と、婚約の印を交わし、

 幸せの極みなのだろう―…お前の事を心配しているようだ…私と同じ様に」

「王、私は、」


エレスサールは寛大な瞳で微笑みながら諭すように続ける。


「ボロミア―…私の眼鏡を差し引いたとしても、お前程の男を放っておけるほど、世の女性は甘くは無い」


エレスサールは妻であるアルウェンの目をちらりと見た。

アルウェンは微笑むと、甘く美しい声音で優しく囁いた。


「貴方に縁談の御話が上がっています―…お会いするだけでも。受けてみませんか。ボロミア」

「…私は―…」








結局、断る理由も無い為に、早い話が“お見合い”と相成ったわけである。

乗り気では無いのだが、だからと言って特別嫌な訳でも無かった。

確かに今まで縁談の話をそれとなくかわしてしたのも事実である。

意地になっていた部分も無いといったら、それは嘘になる。

ただ何故かその度に、善い女性にめぐり会える予感がしなかったのだ。

根拠の無い予感――ただそれだけだった。

しかし…先刻いつも通り見せられた見合い相手の、見合い用にしては小さな肖像画の前で…

ボロミアは言い知れぬ甘さを感じ取っていた。

肖像画など大抵なんの役にも立たないというのが通例だが、

控えめで品の良い金縁の額に囲まれて微笑む女性は――酷く―…心を、締め付けた。

執務室に戻っても、まだどこか温い気持ちに戸惑いを覚える。

恋を知らぬ年でもない――だからこそ、この少し浮き足立った感覚が、厭わしかった。








「肖像画の君に恋を?」



夜も深け執務室に二人きりに成るや否や、ファラミアは単刀直入に切り込んだ。


「っ…恋、だと?」


そんな話題しか上がらぬ程、自分は惚けて見えたのだろうか。

ボロミアは少し居た堪れない気持ちになった。


「……解らん」

「しかし先刻戻ってきてから、兄上は溜息しか吐いていませんよ」

「そう……なのか?」

「ええ」


弟はそう笑って、注いだ葡萄酒を兄に差し出した。

それを受け取ると一口煽り、ボロミアはぼんやりと呟いた。

気が付けば、外には深々と雨が降り注いでいた。


「…―だが顔しか見ていないんだ。

 しかも絵画――ああいう媒体が嘘を吐くのは…まあ何時もの事だがな。

 それでも…―あそこに描かれていたのは、美しい女性だった―…」

「一目惚れをあなどらない事ですね」

「しかしだな…見目の美しさで惚れられても、相手は喜ばないだろう」

「喜ぶも何も…それを確かめるのが見合いなのでは?」


ファラミアのその図々しい優しさに救われた気がした。


「…―ああ…そうだな」






あれから三週――二人のために見合いの席が設けられた。

と言っても、これは宴の会そのものであるから、

ボロミアが肖像画の淑女をエスコートするという砕けた形式で行われる事となった。

日没の宴に向け、城は朝から騒がしかった。

陽が頭上に上る頃には、おそらく見合い相手の一行が到着するだろう、と告げられている。

(あまり期待しすぎるな……あれはただの絵――絵なんだ)

そんな事ばかり考えて落ち着かないでいるボロミアを、ファラミアが呼んだ。


「そろそろお着きになるようですよ。――姫が」








少しの緊張を首筋に貼り付けて、ボロミアが門前の広場に出て行くと、

エレスサールとアルウェンが待っていた。


「王…わざわざこの様な煩いを、」

「気にする事は無いボロミア。私が呼び立てた客人だ。出迎えくらいさせてくれ」


そう言って笑うとエレスサールはボロミアの肩をぽんぽんと叩いた。


「…ああ、いらっしゃったようですわ」


ふっとアルウェンに囁かれ、弾かれたように門の方を見据えた。

見つめた先に見えたのは――軽快な足取りで石畳を蹴る4頭の白馬の姿であった。

颯爽と駆けつけた4人の客人は、門を潜ると無駄の無い仕草で馬を宥めた。

2人は屈強な男ども、もう1人は背の高い女性――侍女だろうか――、

そして――小柄な人物は品の良いローブを頭からすっぽり被っていて面相が見えない。

馬から降り立った背の高い女性が、馬上のローブの人物に手を差し伸べようと思い至るより先に、

彼は――ボロミアは――、その逞しい手を差し伸べていた。


咄嗟の事だった。


手を差し出した後で、ボロミアは初めて己が随分と大胆な真似をしている事に気が付いた。

(馬鹿か、俺は)

しかしボロミアに恥をかかせる暇も与えず、至って自然に、ローブの人物はその手を取った。

ローブから覗く白より白い華奢な手に、ボロミアは思わず息を呑んだ。

体重を掛けられている事にも気付かない程、その人物は軽やかに舞い降りた。


「お優しいのですね…お心遣い、感謝致しますわ」


そう告げる声はとても温かで心地よい声音だった。

(母上の声に少し、似ている)

ローブを取り去ると、淡い蜂蜜色の巻き毛をたたえた少女――と、見紛う程に愛らしい、

あの肖像画の女性がボロミアの深い瞳を見上げて微笑んでいた。

ボロミアが目を離せずに居ると、エレスサールが楽しそうに客人に声を掛けた。


姫、遠路遥々良くいらして下さった。ミナス・ティリスへようこそ。心より歓迎する」

「エレスサール王、お久しぶりで御座います……あの頃よりお変わりないようで」


口振りからして旧知の仲らしい。

エレスサールはいやいや、この様に老け込んでしまったと言って笑った。


「紹介しよう。我が妻アルウェン―…そして彼が、ボロミアだ」

「…―挨拶が遅れました。先刻のご無礼をお許し下さい、姫」


(まるでどこかの森の馬鹿王子みたいな事をしてしまった)

ぱっと浮かんだエルフの顔――内心でそんな似つかわしくない悪態をひとりごちつつ、

ボロミアはそっと頭を垂れて、麗しいその女性に非礼を詫びた。

もやはり若干緊張しているのか、先程ボロミアに触れた部分を手に握りこむと、

少し恥じらいながら、慎ましやかにお辞儀を陳べた。


「ああやはり貴方がボロミア様でしたのね。どうかお顔を上げてください…

 私の方こそ、お手を煩わせた非礼を言わせて下さい」


これは――心配するまでも無かった。

兄と姫の遣り取りを見たファラミアは、思わず目を細めた。

傍目にはそうと解らなくても、きっと内心まごついているであろう兄を思って。

あるいは、弟の欲目を勘定に入れずとも、国の誰よりも逞しく優しいボロミアという人物に、

今確実に惹かれている姫を思って。

ちらりとエレスサールを見ると、彼もまた同じ事を思っていたようだった。

アルウェンがやんわりと微笑むと、の持て成しを買って出た。

「お話の続きは、今宵の宴の席までお預けのようです」

は丁寧に挨拶を陳べると、去り際にちらりとボロミアを振り返り、

目が合うと恥かしそうに微笑んで、アルウェンの後に続いて、

侍女―ジリスというらしい―と共に城内へと消えていった。







「まずい…」



ボロミアが項垂れるように呻いたのを、ファラミアが一蹴する。


「まずくは無いでしょう。むしろ本気になったようで何よりです」

兄弟揃って仲良く宴の準備をする予定は無かったのだが、

ボロミアは居たたまれずに思わずファラミアを呼んでしまったのだった。


「あのなあお前は…」

「?…何か?」

「……何でも無い」


まずい、否、まずくは無いのだ。

ただ思いの他彼女は美しくて、思いの他可憐で、思いの他―…


「兄上」

「な、何だ」


ファラミアは諭すように優しく言った。


「あなたがそうであるように、彼女もまた…兄上に惹かれてらっしゃいますよ」

「…お前って奴はまたそういう事を恥じらいもせず…」

「事実を申し上げただけですが?」


(…こいつは…全く良い性格してる)

ボロミアは苦笑した。


「少年でもあるまいし…しかしそのように初々しさに直面する兄上を見るのは、

 私としても嬉しいものがあるのですよ。どうか今宵を楽しんでください」


ファラミアは久しく見ない幼い頃の弟の顔で嬉しそうに微笑んだ。







「深呼吸をしろ、ボロミア」



エレスサールに苦笑され、平静を装っていたつもりでいたボロミアは早速鼻を折られてしまった。

王が即位して以降、宴といっても豪華絢爛な物はそうそう開かれる事は無い。

今宵の宴も凝り固まった物では無く、着衣こそ正装ではあるのだが、

城下の者にも恩恵が回るような心地の良い宴なのだった。

門前の広場にテントを張り、色とりどりの蝋を灯し、自慢の演奏隊が音楽を奏でる。

綺麗な衣装を着たご婦人方が扇子を片手に談笑に興じ、男達は酒を嗜み、

城下の子供達はそれを遠巻きに眺め、愉快そうにはしゃいでいる。

場は既に暖まっていた。

が現れるのを今か今かと待ち望んでそわそわしている自分に気付き、自嘲する。



ざわ、



周囲が些か騒がしくなった。

城の扉の方を見やれば――やはり。

麗しい姫君――――が、立っていた。

色素の薄いその存在――結い纏められた金糸、髪飾りは白い花、

何層も重ねられたレースのドレス――。

目が、剥がせなかった。

咄嗟に動けずにいると、ファラミアにさり気無く背中を押された。

ボロミアは我を取り戻し、吸い寄せられる様にの目前へと登場した。


姫――、何と―…お美しい事か…言葉を失います」


は小さく声を漏らすと、ボロミアの瞳を見て、恥らうように視線を背けた。


「……あ…」


ボロミアは少し訝しむように首を傾げて見せた。


「どうか…なさいましたか?」


覗き込むように、努めて、優しく――。


「わたくし―…、」


ほんのりと頬を染め、緊張からか今にも泣き出しそうに伏せた睫毛が愛おしかった。


「…―ボロミア様があまりにも…」


素敵でいらっしゃるから―…小さく消え入りな声ではあったのだが、彼女は確かにそう言った。

こういう機会だから普段よりも何倍も身形に気を使い、

滅多に付けない香水を小指の先程ではあるが袖に染み込ませたりもした。

ボロミアは単純にその甲斐があったのだと思った。

しかし遠巻きにそれを耳にしていたファラミアとジリスは、その愛すべき鈍感さに苦笑した。



ボロミアは美しい男なのだ。

もちろん華奢で小奇麗な顔という意味では無い。

そうではなくて、その逞しい肉体のしなやかさも、深い眼差しも、

甘く低い声も――美しい男、そのものだった。



恥じらいに頬を染めるを見おろして、ボロミアは言った。


「貴女は…可愛らしい女性だ」


ふっと笑って片腕を差し出すと、戸惑いつつもの白く華奢な手がおずおずとそれに添えられた。

隣に並ぶと、の折れそうな首をやんわりと這う和毛が匂い立つようで、

なんとも言えぬ幸福感がボロミアを支配した。

勿論――今まで女性を知らずに生きてきたわけではない。

差異はあれど、皆しとやかな女だった。

多少大胆に振舞って、唇を奪いたいと思えばそうなるように仕向けたりもしてきた。

照れながら髪に指を差し入れる事も出来た。

だが……この感じた事も無い歯痒く苦しい感情の正体は……?

触れることさえ躊躇われる。

愛しさが込み上げ、この小さな存在を、純粋に――、

…守ってやりたいとすら思ってしまっている。




幾分お互いに慣れる頃になり、をエスコートする間中でさえ、

ボロミアの心中にはを愛おしむ気持ちが次々に溢れ出していた。

笑うときに口元に添える手も、小さな爪も、名前を呼んでくれる声も――全てが胸を締め付ける。

青い子供でも無いから、ボロミアは至って紳士らしく振舞った。

1分1秒でも彼女が楽しめるように努めた。

宝石が如く見目麗しい異国の姫に、宴の出席者達も大層盛り上がっていった。

二人はもう何度踊ったか解らなかったが、踊っては互いの話に興じ、また踊る…

見守る者達ですら、この二人が今日初めて顔を合わせた仲だという事が信じられ無い程、

睦まじいものがあった。

宴も最高潮になる頃、二人は宴会の輪を抜け出し、芝生の生える静かな庭に腰を下ろしていた。


「お疲れになったでしょう?我が国の者達は――あれ以来本当に陽気になったから…」

「いいえ、私とても楽しくって…驚かれたでしょう?こんなにお喋りな娘だったのかと」


声を揃えて笑っていると、遠くの方から聞こえる音楽がより一層楽しげな物に変わった。

すると何処からとも無くはしゃいだ城下の子供たちが、ボロミアとの元へと駆けて来た。


「ボロミアさまだー!」


子供達は音楽に合わせきゃっきゃと楽しそうに踊りだした。

この宴が相当に楽しかったのだろう。

皆裸足で泥だらけになって楽しげに飛び跳ねている。

子供好きのボロミアが頬を緩め、いつものように「仕方が無いな」と腰を上げるより先に、

あれだけ高貴な美しさを湛えていたが、靴を脱ぎ捨て子供達の輪の中に嬉しそうに入っていったのだ。

美しい小さな手が、それよりも遥かに小さな手を握り締め、

子供達の感性から生まれ出る、あの独創的な足踏みに合わせて、

ぴょんぴょん跳ねて足を踏み鳴らして―…。

素足に少し泥が付く――しかし彼女はそれを微塵も気にする様子を見せず、

本当に楽しそうに、幸せそうに、声を出して笑っていた。


「姫さまじょうずー!」

「ひめさま、すっごくきれい」


汚れた手に纏わり付かれ、その純白のドレスが汚れても、

は拒まずむしろ望むように子供達の相手をしている。

ボロミアは――言葉も無かった。

本当の意味での美しさが目前で鮮やかに繰り広げられていた。

子供と一緒になって母親の様に笑うを見ていると、

油断ひとつで涙が滲む思いがした。

そしてそれ以上に、そんなが心底愛しくて仕方がなくなっていた。


「ボロミアさまぁー」

「ああ―…今行くよ」


無垢な幼声に呼ばれて、ボロミアは優しく微笑んでその輪の中に入っていった。







彼女足許だけが土の色をしている。

お開きになった宴の席の横――芝生の上のベンチに腰掛け、先刻よりも更に打ち解け、

安心しきったようにボロミアに寄り添う――。

月明かりだけがやけに眩しくて、城下の蝋燭も眠り、もうほとんど灯っていなかった。

ボロミアは自分の腕に預けられたの頭にそっと自分の頬を摺り寄せた。


「貴女は…本当に素晴らしい女性だ……」


しがみ付いていた腕に一層力が込められたのが解った。


「それは私の科白―…、ボロミア様――私は…貴方を―…、」


ボロミアは少し身を退いて、月を映しこんで輝く彼女の瞳を真っ直ぐに見据えた。

そして出来る限り、誠実さを込めて、甘く、力強く、告げた。



「……。私の妻になって下さい。私の人生には…貴方が必要だ」



の大きな瞳が揺れた。

月夜の、芝生の上で、お互いがお互いを瞳に絡め取らんとするように、

相手の瞳の中には自分の姿しか映ってはいなかった。

瞬間、は頬を染め、至極幸福そうに微笑んだ。


「嬉しい……私で―…宜しいのなら」


ボロミアも優しく微笑み、の頬にその大きな掌をひとつ、添えてやる。

は甘えるように、味わうように――うっとりと眼を閉じて、その掌に頬を押し当てた。


「キスをしても――構わないだろうか」


応える様に伏せられた長い睫毛に口吻けを落とし、か細い小さな顎に口吻けを落とし、

朱色の柔らかな唇に、口吻けを落とした。

最後は彼の逞しい腕に絡め捕らわれ、

お互いの心臓の音が何よりも近くに感じられる場所に拘束されて、

そっと耳元で囁かれた。




「君を守る――死するその刻まで…私はを放さない」


















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ケムイさまよりリクエスト頂きましたボロミア夢。

…が、まずは本当にお詫びを申し上げなくては…。

これは2周年企画で頂いたリクエストなのです、2周年企画です(2回)

全く私の至らなさで2周年は愚か、まさかの3周年目も過ぎてしまいました…!

1年以上お待たせしてしまったので、もう賞味期限キレキレの話題だと思いますが、

それでもはやりリクエストを頂けた事が嬉しかったので…

今更感たっぷりでおおくり致しました…そんなボロミア夢ですハイ…(猛省)

さて、頂いたリクエスト内容は…

「ボロミア死ななかったIF設定で平和になった後に見合いだよ!話」

でした★

ええと…長い…ですね(スパーン)

すみません、いつも長くて読みにくいばっかりです(切腹)

ボロミアとファラミアのからみが書いていてとても幸せなんです…仲良し兄弟。

そしてじじ化が進むエレスサール王…すみません(^ρ^)

こんな軟弱ボロミア(小山●也ボイス)ですが…

すいかの種粒くらいでも楽しんで頂ければ幸いです…!

本当に遅くなってごめんなさい…!

ありがとうございました!本当に…!!

20090731 呱々音